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射撃といえば警察や自衛隊、オリンピック選手など特殊な人の競技と思われますが、公安委員会の許可を得れば誰でも銃を所持することができ、スポーツシューティングとして楽しめる競技です。 また性別に関係なく、個人で楽しめるうえ、集中力を鍛えるうえでも優れたスポーツでもあります。   ■クレー射撃の魅力 ・一人でも気楽に遊べる ・性別に関係なく、高齢になっても続けられる ・発射した際に生じる体に響く衝撃、クレーが割れたときの爽快感 ・実銃を撃つという、高い特殊性から生まれる満足感 ・実弾を使用する責任感と義務感に魅せられる、大人のスポーツ   射撃のなかで、もっともメジャーな競技がショットガン（散弾銃）を使った「クレー射撃」です。飛来するクレー（素焼きの皿）を標的に、ショットガンを撃つこの競技は、ゴルフ練習場やバッティングセンターの打ちっぱなし同様、射撃場に行けば誰もが楽しめるスポーツなのです。

クレー射撃の種類

射台（射手が撃つ場所）の15m先から飛び出すクレーを撃つ競技。クレー射撃において、もっとも人気のある種目です。射手が銃を構えた状態でコール（掛け声）すると、その声に機械が反応してクレーが飛び出します。放出される方向や高さはランダム。同じ方向に放出されたクレーでも、射場の地形や風向きによっては、急激に上昇したり失速して落ちる場合もあるため、進路の予測は決して容易ではありません。   ■基本的な競技ルール 横一列に配置された5か所の射台を順に移動しながら、クレーを撃破します。クレー1枚に対し2発まで撃てます。1発目で当たっても2発目で当たっても、得点は同じ（1点）です。クレーは計25枚がランダムに放出され、撃ち終えたら1ラウンドが終了します。

左右から繰り出されるクレーを瞬く間に撃つ。1,7,8番台では自分に向かって来るように飛んで来るクレーを撃ち落す緊張感が味わえます。   ■基本的な競技ルール 射手は、銃床（銃後部の木部）を腰骨の位置まで下げた状態でコールします。クレーはコールされて3秒以内、いつ飛び出すかわかりません。クレーが飛び出してから銃を構えて撃ちます。 クレーは、半円状の形をした射場の両翼に設けられた小屋（ハウス）から1枚または2枚同時に射出されます。1枚のクレーに対し、1発しか撃てません。射台は全部で8か所あり、1ラウンド25回射撃できます。クレーの飛び方は3種類あり、左から出るクレーを『プール』、右からのクレーを『マーク』、左右同時に出るクレーを『ダブル』といいます。

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